雨の日の釣りが割と好きだったりするダイビング捻挫です。こんにちは。
色々と行動が制限されてしまう雨の日は憂鬱ですが、快適なレインギアがあると割と楽しめたりもします。そんな雨の日を快適にしてくれるレインギアの中でも、大人気のものと言えば「バードウォッチング長靴」。今回は「バードウォッチング長靴」を梅雨の準備として実際に購入にその人気の秘密に迫ってみようと思います。
バードウォッチング長靴とは
「バードウォッチング長靴」は、日本野鳥の会から発売されている同会オリジナルの長靴。野鳥観察向けのギアとして最適なものとなるようにゴム長靴の専門メーカーと協力しユーザーの声を反映しながら作られています。その機能性の高さから、山登りや野外フェスを楽しむ人々に愛用され始め、釣りやキャンプといったアウトドアを楽しむ人にも広まっていき、デザイン性の高さから、現在では街中で使用する長靴として愛用する人も多くいます。
「バードウォッチング長靴」人気の秘密は
バードウォッチング長靴は、バードウォッチングに持って行くギアとして特徴的な機能性を備えています。
高い可搬性
干潟やぬかるみなどバードウォッチングでは長靴を履いていた方が良いフィールドが多くあります。「バードウオッチング長靴」は、いつでも現地へ気軽に持って行けるよう小さく折りたたむことができるので、車のトランクに入れておいても邪魔にならないのはもちろん、リュックに入れて持ち運ぶこともできます。
歩きやすい・しゃがみやすい
折り畳めるほどしなやかな天然ゴム素材を使用している「バードウオッチング長靴」は、一般的な長靴に比べ動きやすく、フィット感も抜群。バードウオッチングだけでなく、山・沢歩きやガーデニング、キャンプ・野外フェスなど様々なシーンでもストレスなく歩くことができ、長靴であることを忘れてしまうほどです。トップの部分も柔らかい素材となっているので、しゃがんだ時にひざの裏が痛くなることもありません。
泥を噛みにくい
バードウォッチング長靴のソールパターンは、十分なグリップ力を発揮しつつも、浅い溝で出来ている為、泥や土が詰まりにくい物となっています。ソールに泥汚れが付いても軽く足踏みをするだけで取れてくれるため、履いたまま車に乗っても『フロアマットが泥だらけ・・・』というようなこともありません。
商品詳細チェック
人気の「バードウォッチング長靴」を実際に購入してみました。細かな部分までしっかりと見ていきたいと思います。
カラーバリエーション
出典:日本野鳥の会WildBird
今回購入した「バードウォッチング長靴」のカラーは『メジロ』。新緑の季節を思わせるカラーは、梅雨の鬱陶しい季節でも心を和ませてくれそうな明るさが魅力です。一般的な長靴にはあまりないカラーというところも好ポイント。『メジロ』の他にも魅力的なカラーが充実しており、数量限定色がラインアップされることもあります。
■定番化カラー
グリーン:落ち着いた色調で合わせる服を選ばないグリーン。
ブラウン:長靴に見えない?コーディネートし易さNo.1ブラウン。
グレー:根強い人気で数量限定販売から定番カラーになったグレー。
メジロ:長靴ファン投票1位の可愛らしさダントツの大人気カラー。
カモフラージュ:鳥に見つかりにくく、人目は惹き付けるカモフラージュ。
■数量限定カラー
レッド:カッコ良さ3倍の復刻限定発売カラーレッド。
ブラック:できる大人の雰囲気抜群のブラック。
ネイビー:終売
サイズ
「バードウォッチング長靴」のサイズは全部で7種類。1センチ刻みで展開されています。各サイズの大まかな値は以下の通りです。バードウォッチング長靴に限った話ではありませんが、購入に際しては、厚手の靴下などを履いた場合を想定しておくと良いかと思います。
単位:センチメートル
表記 | サイズ | ふくらはぎ周囲 | 足首周囲 | 高さ |
SS | 23.0 | 33.0 | 26.0 | 43.0 |
S | 24.0 | 35.0 | 26.5 | 43.0 |
M | 25.0 | 37.0 | 27.5 | 44.0 |
L | 26.0 | 38.0 | 28.0 | 45.0 |
LL | 27.0 | 39.0 | 29.0 | 45.5 |
3L | 28.0 | 41.0 | 30.0 | 45.5 |
4L | 29.0 | 42.0 | 30.0 | 46.0 |
■サイズ目安
目安 | ||
普通の靴のサイズ | ぴったり | ゆったり |
22.0~23.0 | SS | S |
23.5~24.0 | S | M |
24.5~25.0 | M | L |
25.5~26.0 | L | LL |
26.5~27.0 | LL | 3L |
27.5~28.0 | 3L | 4L |
28.5~29.0 | 4L | ー |
収納袋
持ち運びの際に長靴をしまっておける専用収納袋が標準でついてきます。日本野鳥の会のロゴが付いたナイロン製の巾着タイプの収納袋は、キャンプなどの際の小物入れとしても使いたくなる丁度いいサイズ感。単体で販売して欲しいところです。ちなみに、標準で付属している物とは別に、防水性ナイロンを使用した収納袋も発売されています。こちらは間口が大きく、濡れたり汚れてしまった長靴を速やかに収納することができます。
裏地
ブーツの裏地は、目の細かいナイロン繊維のメッシュ加工が施されています。かかとの部分までカバーされておりナイロン特有のすべりやすさで脱ぎ履きも楽。また、ナイロンは速乾性も優れている為、万が一中が濡れたり、蒸れたりしても乾きやすいといった特徴もあります。
脱ぎやすさ
かかとには踏むことで脱ぎやすくなるための『でっぱり』が付いています。ちょっとしたことなのですが、この『でっぱり』があるのと無いのとでは大違い。裏地のナイロンの効果もあいまって、長靴特有の脱ぐときのストレスが大幅に低減されています。
交換用コードロック付き
バードウォッチング長靴には4色の交換用コードロックが標準で同梱されており、長靴のトップ部にあるドローコードのコードロック、および収納袋のコードロックはこれらの交換用のものに換装することが可能です。なんでも、野外フェスなどで他の人の長靴との取り違えが起きてしまったというユーザーの声を反映したとのこと。長く愛用してもらいたいという思いに溢れています。この交換用コードロックには野鳥の会のロゴも入っているのも好ポイント。余ったものは何かに使いたくなりますね。ドローコードは長さに余裕があるので2つ付けてもかわいいかもです。
耐久性
5年前に購入したグリーンの長靴では、トップの部分(ドローコードのある部分)に劣化が見え始めましたが、本体のゴムやソールに「ひび」や「裂け」が発生することもなく使えているため、耐久性も◎です。ただし、本体のゴムは厚くはないため、固い枝などが多い場所で藪漕ぎなどをすることが多い方はメインで使うのはやめておいた方が良いでしょう。
メンテナンスについて
せっかく買った長靴は末永く付き合いたいもの。購入後は手入れや保管に気を配り長く付き合っていきましょう。
使用後は
長靴をはいた後は、靴内の湿度が90%を超えるような状態になることもあります。使い終わったら、中敷きやインソールは取り出し、直射日光のあたらない風通しの良いところで陰干しするようにしましょう。
保管
収納袋に入れっぱなしで狭いところに詰め込むようなことはせず、靴箱で保管するのか理想的です。
軽く汚れた時
かるく汚れが付いている程度であれば 濡れたタオル等で汚れや水分を拭き取り、直射日光の当たらない風通しの良い日陰で干してから保管しましょう。
汚れがひどい時
【1】
「洗濯洗剤」「タオル2枚」「スポンジ1つ」臭いが強い場合は、「酸素系の漂白剤」を用意します。※塩素系の漂白剤はゴムを劣化させるのでNGです。
【2】
約2リットルの水に、洗濯洗剤をティースプーン1杯入れた洗濯液を準備します( 中の臭いが気になる場合は酸素系の漂白剤をティースプーン1杯入れます)。
【3】
中敷を外し、スポンジで長靴の中を洗います。長靴を折り返しておけば、つま先まで洗いやすくなります。中のメッシュが傷つかないようスポンジは柔らかい面を使って洗います。
【4】
スポンジで外側を洗います。素材の天然ゴムが傷つくことがあるので、こちらもスポンジの柔らかい面を使うようにします。中敷きも同様にスポンジで洗います。
【5】
洗い終わったら、内側、外側、中敷きを綺麗な水で洗剤が残留しないよう3回程度しっかりすすぎます。
【6】
すすぎが終わったらタオルで水気をしっかりと拭き取ります。特に内側はしっかりと水気を拭き取ります。一度拭き終わったら、もう一枚の乾いたタオルで再度水気を拭き取ると早く乾かすことができます。
【7】
内側が外になるように折り返してめくっておき、風通しの良い日陰で乾かします。(夏場であれば半日程度)
マルチに使えて大満足
非常に高い機能性とかわいらしい見た目を備えた「バードウォッチング長靴」は、その名に反して、様々なシーンで使えるマルチユースの長靴でした。多くの人に愛用されていることに素直に納得でき、使える日が来るのを楽しみになったりするのではないかと思います。長靴をお探しの方は是非検討してみてはいかがでしょうか?
▼日本野鳥の会直営店バードショップについてはこちらをご覧ください。
▼雨の日はレインハットもあると格段に安全・快適です。
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