【カヤックフィッシング】今更聞けないイカメタルの基礎知識

Hobby
この記事は約6分で読めます。

イカ愛が凄いのにスプラトゥーン2はいつまで経っても上達しないダイビング捻挫です。こんにちは。
カヤックフィッシングの好ターゲットの1つと言えば「イカ」。イカ釣りには「イカヅノ/スッテ」「餌木(エギング)」「ヤエン」と言った釣り方がありますが、近年では「イカメタル」と言ったスタイルに注目が集まっています。カヤックにおいてイカを狙う場合では、仕掛けがシンプルな「エギング」「イカメタル」がおすすめです。
という訳で今回は、イカメタルの基本についてご紹介いたします。

イカメタルとは

「イカメタル」とは、『ヤリイカ』『スルメイカ』『ケンサキイカ』といった筒イカ系をライトタックルで狙う釣り方です。ちなみにアオリイカは、やや丸みを帯びた体をしている為、甲イカ系と思われがちですが筒イカ系のイカです。
鉛で出来たスッテ単体あるいは、エダスに浮きスッテを1つ追加しただけのシンプルな仕掛けを使うこの釣り方は、従来のイカヅノを大量に投入する釣りよりも気軽にでき、タックルも他の釣りから流用できる事などから人気が急上昇。エリアによってはカヤックでも楽しむことができます。

イカメタルのタックル

ロッド

イカメタルの広まりに伴い、ロッドメーカー各社からイカメタル専用のロッドも発売されるようになっており、イカメタルを存分に楽しむためには用意してみても良いかと思います。イカメタルを楽しむために求められるロッド特性は、イカがスッテに抱きついて移動する際の抑え込むようなアタリを取ることができる穂先とフッキングをしっかりと決めていけるバッドとなります。他の釣りで言えば鯛ラバロッドや、ライト・マイクロジギングロッドがおすすめ。ティップランなエギングロッドも使用できます。グリップ部が長めで脇に挟めるものであれば楽に釣りを楽しめます。

リール

リールは、スピニングリールとベイトリールのどちらでも構いません。ベイトリールの方が若干楽に釣りを楽しめますが、スピニングリールはイカのレンジまで素早くスッテを届けることができます。スピニングリールであればサイズは2500~3000番クラスのものが扱い易く、スプールにはPEライン0.6~1号を150~200メートル巻くことができるのが必須。重めのスッテでも扱いやすいベイトリールもPEライン0.6~1号を150~200メートル巻くことができるのが必須。いずれのリールであっても、100メートル前後までスッテを落とすことがあるため、ギアはハイギアタイプを選ぶようにしましょう。

ライン

ラインはなるべく細い物が、潮流れの影響を受けにくくおすすめ。ライトジギングやタイラバなどとの共用で考えるのであれば0.8~1号のPEラインが良いでしょう。ラインの先端にはフロロカーボン2~3号のリーダーを2メートルほど結束し、スッテを付けます。エダスをだした仕掛けは扱いに慣れが必要なためカヤックで楽しむ場合にはあまりお勧めしません。
幅広い釣りに使えるレンジマーカー付き鯛ラバ用ライン 

スッテ

イカメタルに使用するのはボディに鉛を使用している「鉛スッテ」。水深によって重さを使い分けるため、数種類用意しておきましょう。また、既にライトジギングなどを楽しんでいる人であれば、使用しなくなったメタルジグに「イカジグ」用のカンナ針を付けることでスッテの代わりとして使用することができます。ライトジギングの合間などにも楽しめるのでおすすめです。
名前負けしない釣獲力が素敵

カンナを付ければ二軍落ちジグも大活躍

タングステン製なら狙ったレンジまで素早く到達

鉛スッテのアシストフックチューンで青物も狙える

名前がナイス!エダスに付ける浮きスッテならコレ!

イカメタルの釣り方基本

釣り期

イカメタルのメインターゲットであるマルイカ(ケンサキイカ)の、カヤックにおけるベストシーズンは6~8月。産卵のために接岸してきているこの時期は、水深30~60メートル付近で群れを作っており、日中では海底スレスレを群れで移動しています。晩秋から徐々に深場へ移動していき、多くのエリアでは9~11月中頃には水深60~90メートル、厳寒期には100メートル以上にまで落ちるため、カヤックで狙えるエリアは限定されてきます。

1月2月3月4月6月7月8月9月10月11月12月
期待度

イカの探し方

乗合船では釣り人がイカを探す必要はありませんが、カヤックではまずイカのいる場所を把握することが非常に重要です。
日中では魚探には反応が出にくいのですが、水深30メートル以深で海底付近にもやもやとした反応が出ている場所は狙い目。このような反応では、ホンデックスのPS-611CNクラスの魚探であれば、フィッシュアラームとして表示されることがあります。
ライトジギングで底付近でもたつく様なアタリがありタダ巻きで乗らない場合もイカであることが多くあります(ジグのアシストフックでは、アワセても中々乗ってくれません)

アクション

基本はまず底を確実にとる事。スッテを底まで落としたら1メートルほど巻き上げ(リール1~2回転程度)竿先を小刻みに上げ下げしスッテを動かし誘いを入れます。着底までにスプールが止まるような場合はアタリの可能性があるので、軽くアワセをいれるようにしましょう。
2~3回誘いを入れたら竿を水平よりやや上の位置で止めアタリを待ちます。活性の高い時では最初の1、2回目のアクション後、竿を止めた時にアタリが出ることが多く要注意。竿先に変化が出たり、手元に重さを感じたらアワセを入れフッキングさせます。
アタリが無い場合は、少しレンジを上げて誘いのアクションを入れるを繰り返していきます。日中は、底から10メートルほど上げてもアタリが無ければ移動した方が良いでしょう。

イカメタルで釣りの幅を広げよう

カヤックでのイカ釣りと言えば、エギを使った「ティップラン」釣法が挙げられますが、イカメタルゲームは鯛ラバタックルやライトジギングロッドを流用できるのが大きな魅力。ティップランでは難しい筒イカを狙えるため、ターゲットを大きく広げることができます。イカメタルゲームに興味がある方はもちろん、ライトジギングや鯛ラバを楽しんでいる方も、イカメタルジグを1つタックルボックスに入れておいてみては如何でしょうか?






Hobby
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ダイビング捻挫をフォローする
Ototem/Outdoor temptation

コメント