カヤックフィッシングの人気リール「 グラップラー」の各モデルを比較

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様々な釣りを楽しめるのがカヤックフィッシングの大きな魅力の1つ。バス釣りやカワハギ釣りなど幅広いフィールド・ターゲットで釣りを楽しむことができ、様々なタックルが使われています。そんなカヤックフィッシングに使用されるタックルの中でも人気が高いものの1つにシマノの「グラップラー」シリーズが挙げられます。
今回はグラップラーシリーズのリールにフォーカスし、各モデルの特徴を見ていきながら比較してみたいと思います。

シマノ グラップラーとは


出典:シマノ
シマノが展開するオフショア(沖釣り)向けのタックルリーズ「GRAPPLER」(グラップラー)」。多彩なオフショアゲームに対応できる次世代スタンダードというコンセプトを持ち、ロッドとリールの製品がラインナップされています。ロッド、リール共に【Grappler=格闘家】の名前に相応しい剛性を持っており、シマノが持つ技術特性が多くつぎ込まれているにも関わらず、手ごろな値段が非常に魅力。初心者、上級者問わず納得の性能で末永く付き合える製品シリーズとなっています。

グラップラーのリールシリーズ

「グラップラー」の名を関するリールには「グラップラー」「グラップラープレミアム」「グラップラーCT」「グラップラーBB」の4つのシリーズがてんかいされており、どのモデルも手になじみやすいロープロファイルタイプとなっています。

グラップラー


出典:フィッシング遊楽天市場店
グラップラーのリールシリーズの中核と言えるモデルです。「マイクロモジュールギア」や「HAGANEボディ」と言った先進技術を多数搭載。タイラバやジギングと言ったバーチカルな釣りはもちろん、「SVS(シマノヴァリアブルブレーキシステム)」の搭載によりキャスティングにもしっかり対応しており、ハンドルを替えビッグベイトを使ったバスゲーム・シーバスゲーム用リールとして使用する人も多くいます。

  • モデル:300HG(右巻き)/301HG(左巻き)
  • ギア比:6.2
  • 最大ドラグ力:7kg
  • 自重:325g
  • 糸巻量PE(号-m):2-380、3-250、4-190
  • 最大巻上長:84cm

搭載技術特性
「マイクロモジュール」「X-SHIP」「HAGANEボディ」「S3Dスプール」「SVS」「エキサイティングドラグサウンド」「S A-RB」「スーパーフリースプール」「海水OK」

グラップラープレミアム


出典:つりぐの岡林 楽天市場店
「グラップラープレミアム」は、フォール速度のコントロールを容易にする「フォールレバー」と、水深・巻上/フォール速度を表示する「デジタルカウンター」を装備した、ハイスペックなライトジギング用モデル。巻上/フォール速度が可視化されることにより、その時のヒットレンジやパターンをより正確に把握できるようになり、気分や状況により変わってしまいがちなリトリーブスピードを安定して持続させることができます。

  • モデル:150XG(右巻き)/151XG(左巻き)
  • ギア比:8.1
  • 最大ドラグ力:5kg
  • 自重:265g
  • 糸巻量PE(号-m):0.8-400、1-330、1.5-200
  • 最大巻上長:81cm

搭載技術特性
「マイクロモジュール」「X-SHIP」「Xプロテクト」「HAGANEボディ」「フォールレバー」「エキサイティングドラグサウンド」「S A-RB」「LEDバックライト付デジタルカウンター」「電池交換OK」「海水OK」

グラップラーCT


出典:釣具のポイント 楽天市場店
グラップラープレミアムの下位モデルに位置づけれらていたモデル「グラップラーCT」は、2019年に大幅リニューアル。これまではカウンター付きリールであったものが、プレミアムと同様にフォールレバーを装備し、フォールと巻上の双方でのアピールを可能としています。ハンドルもロングシングルに変更され。よりジギングゲームでの使い勝手を高めたものに生まれ変わっています。プレミアムとの技術特性の差としてはマイクロモジュールの搭載の有無となります。ジギングだけでなくビシかごを使ったエサ釣りにもおすすめです。

2019モデル

  • モデル:150XG(右巻き)/151XG(左巻き)
  • ギア比:8.1
  • 最大ドラグ力:5kg
  • 自重:255g
  • 糸巻量PE(号-m):0.8-400、1-330、1.5-200
  • 最大巻上長:81cm

2016モデル

  • モデル:150HG(右巻き)/151HG(左巻き)
  • ギア比:7
  • 最大ドラグ力:5kg
  • 自重:200g
  • 糸巻量PE(号-m):1-330、1.5-200、2-150
  • 最大巻上長:70cm

搭載技術特性(2019)
「X-SHIP」「HAGANEボディ」「Xプロテクト」「フォールレバー」「エキサイティングドラグサウンド」「S A-RB」「LEDバックライト付デジタルカウンター」「電池交換OK」「海水OK」
搭載技術特性(2016)
「CI4+」「S A-RB」「LEDバックライト付デジタルカウンター」「電池交換OK」「スーパーフリースプール」「海水OK」

グラップラーBB


出典:釣具のポイント 楽天市場店
グラップラーのリールシリーズの中でもエントリーモデルに位置する「グラップラーBB」。グラップラーシリーズ共通の高い基本性能を持ちつつも実売価格が12,000円台と、お得感の非常に高いモデルとなっています。また、シリーズの中でも唯一重量が200gを切っている軽量モデルということもあり、ジギング初心者や女性の方にもおすすめ。「SVS(シマノヴァリアブルブレーキシステム)」搭載によりキャスティングゲームにも対応でき、エサ釣りも含め近海での幅広い釣りで活躍できます。

  • モデル:150HG(右巻き)/151HG(左巻き)
  • ギア比:7.2
  • 最大ドラグ力:5.5kg
  • 自重:185g
  • 糸巻量PE(号-m):1-440、1.5-290、2-200
  • 最大巻上長:77cm

搭載技術特性
「CI4+」「SVS」「S A-RB」「スーパーフリースプール」「海水OK」

各モデルの比較

 

グラップラープレミアムCT(2019)CT(2016)BB
マイクロモジュール
X-SHIP
Xプロテクト
HAGANEボディ
S3Dスプール
SVS
スーパーフリースプール
フォールレバー
CI4+
エキサイティングドラグサウンド
S A-RB
バックライト付デジタルカウンタ
電池交換OK
海水OK

自分に合わせたグラップラーを見つけよう

グラップラーのリールシリーズでは、値段が高ければ良いという訳ではありません。ジギング重視であれば「プレミアム」や「CT」、汎用性重視なら「グラップラー」、汎用コスパ重視なら「BB」というように、搭載されている技術特性と自身の目的をすり合わせて選ぶのが良いでしょう。オフショアリールをお探しの方は是非一度、グラップラー手に取ってみては如何でしょうか?






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