【ユニフレーム】ネイチャーストーブラージで調理してみた

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どうもこんにちは。燃焼器具が大好きなダイビング捻挫です。
近年アウトドアギアの中でもじわじわと人気が高まっているアイテムの1つが「ネイチャーストーブ」。「ネイチャーストーブ」は薪や木炭だけなく、そこらじゅうに落ちている木の枝や、松ぼっくりなどを燃料とすることができ、多くのメーカーから様々なタイプのものが発売されています。
今回はネイチャーストーブの中でも、その人気によってたびたび入手困難になることもあるユニフレームの「ネイチャーストーブ ラージ」について、実際の使用体験を基に使い心地をレビューしていきます。

ユニフレームのネイチャーストーブ とは


新潟県燕三条を本拠地とするアウトドア用品メーカー「ユニフレーム」は、金属の扱いと加工に長けたメーカーで、耐久性の高さと使い易さが特徴の製品を数多く輩出しています。そんなユニフレームの「ネイチャーストーブ」と「ネイチャーストーブ ラージ」の2品は、汎用性と可搬性を兼備した製品としてソロキャンパーを中心に高く評価されています。特に「ネイチャーストーブ ラージ」は、ショップに入荷してもすぐに売り切れてしまう人気のアウトドアギアとなっています。

製品仕様

サイズ
使用時:約210×235×250(高さ)ミリ
収納時:約205×215×45(厚さ)ミリ
重量
1.2キログラム
材質
ステンレス鋼
その他
ナイロン製の収納袋が付属
■ユニフレーム ネイチャーストーブ ラージ
売り切れている事多数です。ちょくちょくとこまめに探すのが一番かも知れません。

ネイチャーストーブラージの使用感

「ネイチャーストーブラージ」の実際の使用感を「設営のしやすさ」「着火のし易さ・燃焼効率燃焼効率」「調理のしやすさ」「耐久性」の4項目で見ていきましょう。

設営のしやすさ

「ネイチャーストーブラージ」の部品は、【底面メッシュ】【正面パネル】【側面・背面パネル】【ゴトク付きの蓋】の4つのみで、組み立ても非常に簡単。底面はメッシュとなっており、使用していると灰が地面に落ちていきます。直火禁止のところでは、灰を落下させるのは問題となるため、金属製のトレーなどがあると良いでしょう。ダイソーのステンレス製のバットには専用設計と思うほどピッタリの物があります。

着火のし易さ・燃焼効率

側面にある丸穴から着火用にねじった新聞紙の端を出しておき、その紙を導火線の様に火をつけることで着火させることができます。ただこのやり方は紙のねじり方によっては着火しにくい為、底面のメッシュ越しにライターで紙に火をつけるのがおすすめ。側面の穴はチャッカマンなどの先端も入ります。製品構造によって生まれる煙突効果で燃焼効率は非常に良く、小さな種火でも着火可能。着火剤を使う際にも最小限の使用量で済みます。ゴトク付きの蓋を外すと間口は大きく、ファイヤースターターの使用もやり易いでしょう。

調理のし易さ

今回は単純にステンレス製のヤカンで湯を沸かし調理のし易さを推し量ってみましたが、ネイチャーストーブの中でも燃料を入れるスペースの大きい「ネイチャーストーブラージ」は、燃料追加をゆとりを持って行うことができるため調理に集中できることを実感できます。また、切り炭などを1つ入れておけば火持ちはかなり良くなるでしょう。広く滑りにくい作りのゴトク部は、2リットルの満水のヤカンを置いてもグラつきません。多少大きめのスキレットや飯盒はもちろん、10インチ程度のダッチオーブンの予熱などにも使用できます。

耐久性

今回の使用では、感覚的に7割程度の火勢を保った状態で4時間ほど火を焚き続けました。火が消えた後、自然冷却させた状態で歪みの有無を確認しましたが、目につくような歪みは確認できませんでした。翌日にも最大に近い火勢で1時間半ほど使用してみましたが、この時点でも使用後に歪みは確認できていません。燃やす木にもよるかもしれませんが、小枝や松ぼっくりを燃料とした使用では歪みなどはあまり発生しないものと思われます。ただし、水などをかけて急速に冷却をすると歪みや破損が発生するかもしれませんので、注意してください。

調理で気を付けたいこと

「ネイチャーストーブラージ」に限ったことではないのですが、薪や小枝、松ぼっくりは燃焼することで多少の煤が発生します。そのため、ヤカンやスキレット、飯盒など、上に乗せる調理器具の底面と側面は煤で真っ黒になることがあります。毎回しっかりと擦り洗いをすれば、煤汚れはある程度は落ちますが、燃やす木の種類や状態によっては完全に綺麗にするのは難しい場合があります。「ネイチャーストーブ」専用の鍋やヤカンを用意しても良いかも知れません。

チャコールスターターとしても活躍

「ネイチャーストーブラージ」が燃料として使えるものは、小枝や松ぼっくりに限られているわけではなく、固形燃料や切り炭などを燃料とすることもできます。その形状と燃焼効率の良さから、炭火の着火器具「チャコールスターター」の代わりとして使用すれば活躍の場はグッと広がります。

売っていたら即買いでいいのでは?


使用して感じたことはただ一つ「非常に使える」という事。現在の市場で見ることができるネイチャーストーブとしては若干大きく、ポケットサイズの物をお探しの方には向いていない一面もありますが、「焚き火を気軽に楽しめる」「ちょっとした調理も楽しめる」という一面においてはほぼ完ぺきであり、活躍の場も多いことから持ちぐされになり難いことは間違いありません。どれにしようか迷っている方におすすめなのは勿論ですが、中々購入できないという方はもう少し辛抱して探してみては如何でしょうか?






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