【車載ロッドホルダー】クレトムのインテリアバーでロッドホルダーを組んでみた

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何故か『ぶら下がり健康器』が大好きなダイビング捻挫です。こんにちは。
以前はどこの銭湯にもあったのですが、最近はあまり見かけなくなってしまいました。このままこの世から無くなったりしないか心配です。
さて、車に釣り道具を搭載していく際に気を遣うのが『釣竿』。
限られた空間である車の中では、天井ロッドをにぶら下げることができる「車載ロッドホルダー」は、スペース効率の面でもロッドの安全面でも魅力的。購入を検討している方もいらっしゃるかと思いますが、車載ロッドホルダーには色々な物があり、一長一短なことから迷っている方もいらっしゃるかと思います。
今回はリーズナブルに安定性の高いロッドホルダーを組むことができる、クレトムの『インテリア・バー』についてご紹介いたします。

インテリア・バーとは


出典:クレトム
『インテリア・バー』とは、カー用品メーカーの「クレトム」が製品販売をしているパイプ状の車内ユーティリティパーツ。後部座席上部にある取っ手「アシストグリップ」に取り付けることで、洋服やロープなどを引っ掻けておけるようになります。
「ブラック」「レッド」「ブルー」のカラーバリエーションがあり、アタッチメントを取り付けることで『ロッドホルダー』としても使うことができます。

ロッドホルダーを構築するためのアタッチメント

「インテリア・バー」は「専用アタッチメント」を使うことで、大きく3通りのロッドホルダーを構築することができます。

「[CFD-17] ロッドホルダー5本用」を使用


出典:クレトム

[CFD-17] ロッドホルダー5本用」は、その名の通りロッドホルダーにするためのアタッチメント。マジックテープ付きのベルトのような製品で、ロッドを最大5本固定することができるようになります。

「[KA-95] マルチベルト」を使用


出典:クレトム
[KA-95] マルチベルト」は、2つのサイズのマジックテープ付きベルト。小さなものや大きな荷物までワンタッチで固定できるため、「[CFD-17] ロッドホルダー5本用」より汎用性のあるアタッチメントでもあります。ロッドの数に合わせて任意の数だけ用意します。

「[KA-70] ワンタッチホルダー」を使用


「[KA-70] ワンタッチホルダー」は、『洗濯ばさみ』のようなアタッチメント。ロッドのグリップ部分を挟むように固定します。1セット2個入り。ロッドの固定はベルトで固定するよりも楽にできます。

PEラインを使用するなら「[KA-70] ワンタッチホルダー」


「[CFD-17] ロッドホルダー5本用」や「[KA-95] マルチベルト」は、ロッドのティップやブランクをマジックテープで固定しますが、PEラインを通したまま固定する場合、PEラインがマジックテープでケバ立ってしまい痛む可能性があります。PEラインを使用する場合は「[KA-70] ワンタッチホルダー」を使用するか、ラインがマジックテープに触れないような工夫をしておく必要があります。

ミニバンにおけるアタッチメント構成例

以下では「80系ノア」を例におすすめのアタッチメント構成でロッドホルダーの構築をしてみました。「インテリア・バー」でのロッドホルダー構築を検討している方は参考にしてみてください。

準備したもの

[KA-30] インテリア・バー


出典:クレトム
2列目と3列目シートのアシストグリップに1本づつ付けるため2本用意。車幅の狭い車の場合はショートタイプの「[KA-53] インテリア・バー ショート」という製品もあります。また、アシストグリップが2列目にしかない場合は「[KA-66] 前後取り付けパーツ」を使用すれば、左右1対のアシストグリップにインテリア・バーを2本取り付けつけることができます。

[KA-82] 高さアップパーツ


出典:クレトム
アシストグリップとインテリア・バーの間に挟み込むように取り付けることで、約5センチほどバーの高さを上げることができるパーツです(高さは2段階で設定可能)。天井のスペースに余裕がある場合は、頭上の圧迫感を下げることができ、スペース効率も良くなります。今回は2セット用意しました。

[KA-70] ワンタッチホルダー


ロッドをグリップを挟むように固定する「洗濯ばさみ」のようなアタッチメント。1セット2個入り。今回は2セット用意(ロッド4本分)。

インテリア・バーの取付


2列目と3列目のアシストグリップに「[KA-82] 高さアップパーツ」を付けた上で「[KA-30] インテリア・バー」を載せます。「[KA-30] インテリア・バー」は可能な限り伸ばした状態で固定すると安定します。バーはアシストグリップの範囲内で前後にスライドさせることができますが、動くのが嫌な方は、高さアップパーツの下にすべり止めとして薄いゴムシートなどを敷くと良いでしょう。インテリア・バーには、長さを固定するために使用する2枚のゴムシートが付属しています。1枚しか使用しないため、余ったものを流用しても良いかと思います。

[KA-70] ワンタッチホルダーの取り付け


「[KA-70] ワンタッチホルダー」は、後方のバーに4個すべてを取り付けました。ロッドのティップ、あるいはブランクは懸架するのではなく前方のバーの上に置き固定はしていません。今回は高さアップパーツを付けていることもあり、ロッドは天井部にある程度のテンションをかけた状態で触れている為、固定しなくてもバタバタと揺れる心配はありませんでしたが、竿によっては前後に「[KA-70] ワンタッチホルダー」を配置する、あるいは前方のバーに「[KA-95] マルチベルト」を取り付けても良いでしょう。

ティップ・ブランクの固定パーツの自作


前方のインテリアバーにはアタッチメントをつけなくても、高さアップパーツを使用することでロッドは天井押し付けられ、ある程度安定していました。ただ、車種やロッドによっては走行中の揺れで、バーとロッドがぶつかるようなことにもなるため何かしらの方法で固定しておくのがベストです。
ハッチバックからは2列目のバーには手が届かないため、マルチベルトなどで固定するのはやや面倒。ということで、100均のものを使ってティップ・ブランクを固定させるアタッチメントを自作してみました。

用意したもの

ジョイントマット


EVA樹脂製のマット。100均で購入してきました。スポンジよりも適度な張りがあり衝撃緩衝材として様々な自作品に使用できる便利アイテム。この素材であればしっかりとロッドをホールドしてくれつつ、傷がつくようなことはありません。

インシュロック


ジョイントマットで作ったパーツをインテリアバーに取り付けるために使います。ホームセンターや100均で購入できます。今回は20センチのものを使用しました。

作り方

  1. ジョイントマットを、カッターなどで幅4センチほどにカットしたものを2つ作り重ねます。接着剤は、ものによってはジョイントマットを溶解硬化させるので使いません。
  2. ロッドティップやブランクをホールドするための溝を作ります。今回はロッドをぶら下げるスタイルにするため『へ』の字の溝を2つ作りました。
  3. インシュロックでインテリアバーに取り付けるので、インシュロックをつける場所にも溝を作っておきます。各溝の幅はロッドにもよりますがルアーロッドであれば、4~5ミリ程度が良いと思います。

取り付け


今回は脱着は考慮せずインシュロックで取り付けをしています。ただ、ぶら下げでつけるのであれば、使用しない時には容易に外せるようにしておいた方が良いと感じました。脱着を考える場合はベルクロバンドなどを使った作りにしておけばOKです。

ロッドホルダーの構築に使ったクレトム製品

インテリア・バー

高さアップパーツ

ワンタッチホルダー

工夫の余地のあるインテリアバーおすすめです

今回のロッドホルダー構築に際し、かかった費用はおおよそ4,900円(ネット通販送料も含む)。カーメイトのフレームタイプのロッドホルダーと比べると、使い勝手やデザインではやや劣るものの、必要十分なロッドホルダーをリーズナブルに構築できたのではないかと思います。自作アタッチメントなど、工夫を加えれば使い勝手を向上させることもできそうですので、今後何か思い付いたらご紹介いたします。車載ロッドホルダーでお悩みの方は検討してみてはいかかでしょうか?

▼インテリアバーの固定方法についてご紹介しています。

▼その他の車載ロッドホルダーについてはこちらもご覧ください






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