【車載ロッドホルダー】定番7選と代用品について

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アイキャッチ画像出典:業販ネットショップ楽天市場店

いつも車に常備する釣竿が欲しいなーと思ってるダイビング捻挫です。こんちには。実際のところ、夏には高温になる車内に釣り竿を置きっぱなしにするのはNGなんですよね。車内常備にも耐える「パックロッド」なんかあったらすぐ買ってしまいそうです。

という訳で今回は釣り竿の車載で是非とも準備したい『車載ロッドホルダー』についてご紹介いたします。

車載ロッドホルダーとロッドケース

釣りは何気に荷物の多い遊びです。クーラーボックスやタックルボックスをはじめ、ボートやカヤックで釣りをする人であれば様々な装備を車に積むことになります。ロッドはロッドケースに入れて運搬している方もいらっしゃるかと思いますが、車載ロッドホルダーは、ロッドケースだけで運搬することに比べ、車内の限られたスペースを効率的に使うことができ、取り出しと収納においても利便性を高める事ができる装備品と言えます。

車載ロッドホルダーのタイプ別の特徴

車載ロッドホルダーは、カー用品メーカーや釣用品メーカーなどから発売されており、ロッドの格納数も2本から10数本まで様々なものがあります。また、形状では『ハードフレームタイプ』『ベルトタイプ』に大別され、取り付け方法は『アシストグリップ取付タイプ』『吸盤取付タイプ』の2つが主になります。

ロッドホルダーの形状と取り付け方

フレームタイププラスチックや金属などのフレームできており、天井のスペースにロッドを格納するタイプ。しっかりしているのでロッドの脱着が楽。揺れる車内でも安定している。
ベルトタイプ化繊素材のベルトでできており、天井スペースにロッドを格納するタイプ。ベルクロなどでロッドを固定する。使用しない場合にはコンパクトに収納できる。
簡易タイプ軽量なロッドを2~3本ほど掛けて置くことができるタイプ。ロッドホルダー自体の脱着も容易で、クーラーボックスなどに取り付けられる物もある。

取り付け方

アシストグリップ取付タイプ後部座席の上にある取っ手(アシストグリップ)に取り付けるタイプ。重量がかかっても脱落しにくい。
吸盤取り付けタイプ車の後部ある開閉しない窓に吸盤を使って取り付けるタイプ。ホルダー自体の脱着が容易にできる。

ロッドホルダーの選び方と注意点

市販されている車載ロッドホルダーの値段は、数千円のものから2万円前後の物までと幅広くあり、また車種によっては取り付けができないものもあります。釣行の程度や車種などを鑑みて選ぶのが良いでしょう。

フレームタイプ

多数のロッドを安定した状態で搭載することができるフレームタイプ。様々なロッドを持って釣りをする方や、複数人で釣り行くことが多い方、釣行頻度の多い方に向いています。ベルトタイプや簡易タイプに比べ値段が高くなりがちですが、しっかりとした作りは装備品としての見た目も良い反面、取り外しはやや面倒です。

ベルトタイプ

タイダウンベルトのような形状をしており、コンパクトに収納することができるのがベルトタイプ。ロッドを多数搭載することができるよう加工されており、複数人での釣行にも対応できます。脱着も簡単で邪魔にもなりにくいので、釣り以外にも車の利用が多い方におすすめです。

簡単タイプ

小型自動車などにも簡単に取り付けることができるのが簡易タイプ。ロッドの搭載本数は少なく、軽量なロッドしか搭載できないものの、ソロでの釣行が多い方にとっては必要十分なロッドホルダーと言えます。脱着も簡単で邪魔にもなりにくいので、釣行以外でも車を多用する方におすすめです。

ロッド長さにも注意

ロッドホルダーが車に取り付けられたとしても、ロッドの長さと車のサイズによっては、ロッドを搭載できないこともあります。長いワンピースロッドを使用する方は、竿先がフロントのどのあたりまで行くのかを事前に確認しておくようにしましょう。

PEラインはベルクロに弱い

ロッドをベルクロ(マジックテープ/面ファスナー)で固定するタイプがありますが、PEラインを使用する人は要注意。PEラインがベルクロに触れるとケバたったりしてラインが痛んでしまうことがあります。ラインがベルクロに直接触れないように工夫して固定するようにしましょう。

おすすめロッドホルダー

カーメイトロッドホルダー

フレームタイプと言えばカーメイトの製品が特に有名。種類も豊富で安定性も抜群。特におすすめなのがフックタイプの『IF-14 』。バスロッドなどに良くある「ガングリップ」のように円筒ではない形状にも対応しており、脱着も非常に楽です。必要本数が2~3本であれば「IF-9 」もおすすめ。後部座席の圧迫感も抑えられます。

カーメイトロッドホルダー IF-14

カーメイトロッドホルダー IF-9

クレトム インテリアバー+アタッチメント

ロッドだけではなく衣類などもかけれるクレトムのインテリアバーには、ロッドを固定するためのアタッチメントも用意されています。安定性も良くリーズナブルにフレームタイプのホルダーを構築できます。
インテリアバー

ロッド固定用アタッチメント

ワンタッチホルダー

高さアップパーツ

▼インテリア・バーを使ったロッドホルダー構築についてはこちらの記事を参考にしてみてください

タカ産業 ロッドカーホルダー

フレームタイプとベルトタイプのハイブリッドロッドホルダー。後部座席の部分がベルトになっており圧迫感は低め。アシストグリップへの固定もしっかりしてます。

タカ産業 ロッドカーホルダー 2 A-0095

 日吉屋 ロッドキャリーベルト

ホルダー自体の脱着が楽でコンパクトに収納できるベルトタイプ『 日吉屋 ロッドキャリーベルト』が定番です。

 第一精工 吸盤ロッドハンガー

小型自動車などアシストグリップが少ない車などで重宝する簡易タイプの中でも、『 第一精工 吸盤ロッドハンガー』は安定性も高くおすすめです。

第一精工 吸盤ロッドハンガー

 代用や自作

ロッドホルダーは手頃な値段で十分な機能を持っている物も多いため、自作によるコストメリットはあまり無いかも知れません。ただ身近なもので代用できたり、簡単に自作をすることもできるので、とりあえずとして代用品や自作をしてみるのも良いかと思います。

タイダウンベルト

ロッドを天井のスペースに格納することを最低限のレベルで実現するならば、スズラン紐やタイガーロープでも良いわけですが、控えめに言って『非常に貧乏くさい』のが難点。そこでおすすめしたいのが「タイダウンベルト」。カヤックフィッシングをする人であれば艇をドーリーに固定する際にも使うものと兼用しても良いかと思いますし、車にタイダウンベルトを置いておくと何かと便利。汎用性を高めておくという事でタイダウンベルトにしておくのも良いでしょう。

塩ビパイプ

後部座席の一列しかない場合は、ベルトタイプでは対応できません。とりあえずフレームタイプを自作しようとするのであれば、加工のしやすい塩ビパイプが向いています。スプレー塗料やカッティングシートなどで塗装や装飾をすると見た目も悪くはありません。ただ、あまり凝った作りや装飾をすると結構な値段になってしまう場合もあるため、簡易的なものに留めておくのが良いでしょう。また、アシストグリップへの取り付けはしっかりと固定されるように工夫しましょう。アシストグリップはボルトで留められているためそのボルトを利用すると良いかと思います。

ロッドホルダーでロッドを安全に持ち運ぼう

ロッドの破損は車載の際に起きることは少なくありません。車内でクーラーボックスやタックルボックスに擦れたり当たったりしていることでロッドにダメージが蓄積してしまうこともあります。釣りは先が無くては成立しないものです。いつかは壊れるものであるとしても、大切に使って多く思い出を産み出して行きたいものです。






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