フックとラインのおすすめノット「内掛けクロス結び」の手順を紹介

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最近、釣りの仕掛けの自作をしている時が一番リラックスできるということに気が付いたダイビング捻挫です。こんにちは。

記事のために作り始めたら、あっという間に15セットも作ってしまいました。釣りに行った時のことを想像できる作業は日常における癒しの1つです。

さて、他の記事で『鯛ラバ』と『アシストフック』の自作について紹介しておりますが、今回はその中でも出てくる「ラインとフックの結束」について紹介したいと思います。

ラインとフックの結束について

『鯛ラバ』や『アシストフック』は、自作をすることで釣行毎の費用をグッと抑えることができる物の1つです。釣行頻度の高い人ほど自作による節約効果が大きいのですが、釣りの仕掛けなどの自作において、初心者の方を悩ませるのが結束方法(ノット)ではないでしょうか?ノットには用途に合わせて非常に多くの種類があり、「フック(管無し)」と「ライン」を結束するためのノットにもいくつかの方法が存在します。

  • 外掛け結び
  • 内掛け結び(2種あります)
  • 漁師結び
  • スネイルノット

内掛けクロス結び

仕掛けを自作するにあたりいくつかのノットを試してきました。どれも慣れてしまえば難しさの部分では大差はないのですが(漁師結びは結構楽)、カットして捨ててしまう部分の多さ、つまり歩留り(ぶどまり)の良し悪しには結構差があるように思います。試行錯誤した結果、内掛けクロス結びのバリエーション「変則内掛けクロス結び」が、上達によって歩留まりを良くしやすく現在は主にこの結び方をおすすめしています。「変則内掛けクロス結び」の手順については、以下で写真を見ながら解説していきたいと思います。

手順1

ラインでループを作り、図の様にフックに重ねて指で押さえます。ループはフックが余裕でくぐれるよう大きく取っておきます。

先端部は後々締め込む際に引っ張るのですが、あまり長く出しておくと歩留まりが悪くなるので注意ます。ただし、不慣れな時はもう少し出しておいてもOKです。後の工程では『黄色の線で囲まれている部分をフックの軸に巻き付ける』イメージになります。

手順2

黄色の線で囲まれた部分をフックに巻き付けるように一回転させます。写真では上から下へ、奥から手前に回すように巻き付けたところです。輪ゴムで物を縛る際にはループをひねりながら巻き付けていくと思いますが、このループも同じイメージ。一回転させる際には半回転のひねりを入れていきます。

 

手順3

フックへの巻き付けは5~6回も行えば十分です。一回巻きるける毎にループが小さくなっていきますので、ループは大きめに取っておくとやり易いでしょう。

手順4

5~6回巻き付けたら、巻き付けた部分を指で押さえ本線をゆっくり引っ張ると、余ったループが無くなり締め込まれます。そのままある程度締め込んだら、本線と先端部を双方を引っ張るとキツく締め込むことができます。締め込む際にはフックが指などに刺さらないよう十分注意してください。アシストフックなどを作成する際には、本線側にも別のフックがあることになりますので特に注意が必要です。ペンチのグリップなどにフックを引っ掛けて締め込むと安全に作業できます。

手順5

本線がフックの内側に来るように調整しながらフックと本線を引っ張り完全に締め込みます。結び目がチモトまで移動し、タタキ(薄く広く伸ばしてある部分)に引っかかればOK。余った先端部分は適当な長さを残してカットします。『鯛ラバ』や『アシストフック』であれば「熱収縮チューブ」を結び目やタタキの部分に被せて補強しても良いでしょう。

慣れればノット1か所で1分程度

『内掛けクロス結び』は、フックのサイズやラインの材質などにもよりますが、慣れれば1ノット1分もあればできるかと思います。コツはループをなるべく大きく取っておくことでしょう。アシストフックなどでは本線の長さに余裕はあまりありませんが、数個やればすぐに慣れるかと思います。1分で結ぶことができ、先端部の余剰カットが1センチ以下になるよう目指してみてください。

鯛ラバ・アシストフックにおすすめのライン

『鯛ラバ』や『アシストフック』を作る際には、よつあみから発売されている『シーハンター』8号前後がおすすめ。特に50メートル巻きはメートル単価も非常に安く、歩留まりもあまり細かく気にすることなく作業をすることができます。

▼PEラインとリーダーの結束を簡単に行えるノットはこちら

▼「釣り針(フック)」基本についてはこちらも参考してみてください。

ノットを覚えて自作の幅を広げましょう!


アシストフックや鯛ラバを自作する際には、チモトに輪が付いた「管付きフック」を利用する手もありますが、管付きフックはサイズや種類も少なく高いのがネック。色んなサイズの物を幅広く作るにはノットは避けては通れません。慣れれば非常に楽しい作業にもなり、釣れた時の満足度も格別。また市販にはない異なる種類の針を合わせたものなども作れてしまうのです。皆様も是非ノットを覚えて自作での釣りを楽しんでみてくださいね!






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