【カヤックフィッシング】アンカーの使い分けと自作について

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テレビドラマなどでの強盗の描写で、ストッキングを被っているタイプをあまり見なくなったような気がします。やっぱりちょっと面白い感じになっちゃうからでしょうか?どうもこんにちは。ダイビング捻挫です。

気持ち良くカヤックフィッシングができるようになってくる春ですが、春一番やメイストームと言われるような強風が吹くこともあり、そんな時は冬の間我慢していた分、はやる気持ちを抑えるのが大変ですよね。

カヤックフィッシングは、季節を問わず無理は禁物というのは絶対ですが、ちょっとした風であれば、上手に制し、時には利用する事も大切です。

風や潮によって艇が移動してしまう事を制御するのに必要なのが「アンカー」。今回はカヤックの艤装におけるアンカーの使い分けとパラシュートアンカーの自作についてお話をしたいと思います。

アンカーの種類

フォールディングタイプ

傘のような開閉機構をもったアンカー。折り畳むことでコンパクトになります。鋭く尖った部分は無いため把駐力はやや低いものの、軽いボートやカヤックなどでは十分な効果を発揮します。

マッシュルームタイプ

キノコのような形をしたアンカー。金属をプラスティックの被膜で覆っているものなどがあります。ボトムに引っかかる訳ではなく、重量と抵抗で把駐力を発揮することができます。

ダンフォースタイプ

大きなブレードが特徴のアンカーで砂地での使用に向いています。引きずられることで、ブレードがスコップの様に砂に刺さり込み把駐力を発揮します。

パラシュートタイプ

ボトムに接触はせず、水の抵抗を受けることで風による漂流を制御します。潮の流れに対しては把駐力を一切発揮しませんが、風が吹いているときに艇の向きを一定に保ち、風に流されにくくします。

根がかりタイプ

岩礁帯などに引っ掛けることで把駐力を発揮するアンカーです。揚錨する際には、アンカーのツメを延ばす必要があるので、強力な推進力とそれに耐えられるワイヤー、艇の高い浮力が必要です。

カヤックフィッシングで使用するアンカーの使い分け

そもそも無理は禁物のカヤックフィッシングやボートフィッシングでは、そんなに把駐力の強いものは必要ありません。あまりしっかりとボトムにかかってしまうものは回収も困難です。

カヤックフィッシングやボートフィッシングでは『フォールデングアンカー』、『パラシュートアンカー』、『マッシュルームアンカー』が良く使われます。

各アンカーは以下のように使い分けると良いでしょう。

フォールディングアンカーしっかりと停めておきたい時カワハギなどやタコなどポイントを決めて釣りをする
マッシュルームアンカーややゆっくり動かしたい時キス釣り、根魚、バス釣りなどゆっくりと移動したい時
パラシュートアンカー風に対して一定の方向を維持したい時潮の流れに沿って場所を移動しながら釣りをしたい時

フォールディングアンカー

11~13ftのカヤックでしたら1.5kgで十分です。タンデムであればもうワンサイズ上げても良いかもです。

by カエレバ

マッシュルームアンカー

カヤックなら3キロ位が使いやすいでしょう

by カエレバ

パラシュートアンカー

カヤックなら小さいので十分です

by カエレバ

アンカーを使用する時の注意

あまり深い場所では使えない場合がある

フォールディングアンカーやマッシュルームアンカーの様にボトムに接触させて把駐力を発揮させるアンカーを使用する時のアンカーロープは、最低でも「水深×2」以上の長さが必要です。あまり短いとボトムにアンカーがコンタクトできないこともあり、また、根掛かってしまった際に艇が海中に大きく傾くことになり危険です。水深10メートルを超えるとデッキがロープだらけになりますので、現実的にはパラシュートアンカー以外は使えないと思っておいた方が良いでしょう。

ロープを切れるように準備しておく

あまりにも強力なロープを使用していると、根掛かった際に切り離しが困難になります。この際にはロープを切ることになりますので、強力なナイフなども持っておく必要があります。

周囲の状況には一層気を配る

これも非常に重要なことなのですが、アンカーを使っていると迅速な回避行動が取れなくなる場合があります。漁船などの往来が多い場所では使わないのが賢明です。あまり往来が無い場所でも、アンカーを使用する際には、より一層周囲の状況に気を配るようにし緊急回避もできるようにしておきましょう。

パラシュートアンカーの代用品と自作について

パラシュートアンカーは代用可能なものもあり、簡単な構造と素材でできている為、自作をすることができます。

代用

代用品として時々見るのがバッカン(折り畳みバケツ)です。海中に沈めるだけでもある程度の効果を発揮できます。非常に簡単・安価にできます。回収時に裏側から引っ張れるようにしておきましょう。回収時の抵抗がやや大きく煩わしいのが欠点です。

どうせ買うなら岸釣りや水洗いでも使えてカッコいいのが良いかも


ダイワ(Daiwa) 水汲み バケツ バッカン S19(J) ブラック

自作

適当な生地を「先細りの筒状」に縫い両端にロープを付けれるようにしておくだけできます。生地はしっかりとした化学繊維が乾きやすいので良いかと思います。縫うのが面倒ということであれば、古着の安いレインコートの袖の部分を切り取ってロープを付けるだけもそこそこの物ができたりします。

パラシュートアンカーを自作してみた

既製品でも安いものも結構あるので、完全自作するメリットはあまりないのですが、冬にはあまりカヤックに乗らないため、釣りに行けないストレスを紛らわすため自作をしてみました。

生地は完全な筒状に縫っておき、先端部を巾着の様にしておくことで、水の抵抗を調整し艇の流され具合を調整することができるのが既製品には無いポイントです。生地もろもろで1,500円程度でできました。

何も生地を買って1から縫うことはなく、筒状の生地があれば先端部を巾着の様にするだけでも良かったのですが、ミシンの使い方を思い出しておくと色々便利かなと思って作ってみました。

▼アンカーをより効率的に使用する為の「アンカートローリー」についても以下をご覧ください。

【カヤックフィッシング】アンカートローリーの自作について
カヤックフィッシングで釣果を伸ばす為に使いこなしたい艤装の1つがアンカーですが、単に取り付けるだけでは、投錨・揚錨が煩わしく釣りの効率を下げることにもなりかねません。アンカートローリシステムはアンカーをより効率的に使用できるようにするための艤装の1つ。今回は自作によるアンカートローリーの実装をご紹介いたします。

アンカーの使いどころが肝心です!

アンカーは、使いどころを間違えると回収などの手間ばかりがかかってしまうので、使いどころの見極めが肝心です。ただ、上手にアンカーを使うことができれば釣果はグッと上がることになる為、1つ持っておいても良いのではないでしょうか。カヤックの艤装パーツで自作できるものの一つでもあるので、チャレンジしてみるのも面白いですよ。






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