【カヤックでも岸釣りでも】春から夏にかけて釣りたい魚たち5選

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ここ数年、春に釣りに行けないことが多いのです。何故そうなるのか考えて見たところ、お花見に行こうとすると釣りに行くタイミングを逸するということが判ってきた捻挫です。こんにちわ。

桜の咲く季節になると様々な釣りに行きやすくなります。海では春から夏にかけて旬を迎える魚もおり、釣りをするなら是非とも狙ってみたいところです。今回は春に旬を迎える釣り物についてご紹介いたします。

旬とは何か?

「旬(しゅん/じゅん)」とは、ある食材の食味が他の時期よりも良くなる期間のことです。「旬」は10日間を意味する漢字でもあり、食べ物の「旬」も、もともとは10日間とされていたようです。魚の「旬」は、主に産卵前や越冬前に餌をよく食べ体内に脂肪を多く貯め込むことなどにより食味が良くなる時期を指していることが多く、その期間は10日以上はあるかと思います。ただ、食味が最も優れている期間は10日程度であるのかもしれませんね。

日本は縦長の国なので、同じ魚であっても南から順々に旬を迎えていくので、九州と東北では旬の時期に10日以上の差があったりします。今は、昔に比べ物流も大きく発展し魚の保存方法も進歩してるため、「旬」の魚を1ヶ月以上楽しめたりする訳ですが、そのせいで本当の「旬」がいつなのか曖昧になってきているとも言えます。

また、食味の良くなる時期ではなく、よく獲れる時期を旬としている場合もありますが、いずれにせよ釣りを上では狙い目であることは間違いないのです。

春が旬の好ターゲット

春から夏における海釣りの好ターゲットを主観全開でご紹介いたします。

メバル

出典:HONDA釣り倶楽部

春告魚(はるつげうお)の別名を持つ魚の一つ「メバル」。大きい目が特徴のメバルは、近年になって「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」の3種に分けられるようにりました。赤白黒と名前についていますが、住んでいる環境によって体色が大きく変わるため、見た目で判別するのは実は困難だったりもします(胸びれや尻びれの軟条数などで判別するそうです)。水深50~100メートルの沖には「ウスメバル」という別種がおり、これもアカメバルと呼ばれたりもするため混乱しますが、「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」は冬から春にかけて旬を迎え、「ウスメバル」は春から夏にかけて「旬」を迎えます。

釣りにおいては、岸からであれば「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」を狙ったルアーゲームがメバリングとも言われ人気があり、専用のタックルも数多く出てきています。夜釣りがメインとなりますが、日中でもモエビを餌にしたミャク釣りなら数釣りも期待でき初心者の方にもおすすめ。カヤックで沖堤防などを狙うと日中でも良型に出会えることがあります。

真鯛

 

出典:HONDA釣り倶楽部

春に釣れる真鯛は別名「桜鯛」とも呼ばれ、春の人気ターゲットの一つです。桜の咲く頃になると、初夏の産卵に備えるために浅場に移動し餌を活発に追うようになります。浅場への移動は体の大きな個体から始めるため、良型を期待できるのもこの季節。白子や卵を楽しむことができます。ちなみに秋に釣れる真鯛は「モミジ鯛」と呼ばれ脂が乗った白身が魅力です。

釣りにおいては、場所によって岸からのジギング(ショアジギング)でも狙えますが、やはりおすすめはカヤックフィッシング。40~80メートルのエリアでメタルジグやタイラバを使って狙っていくのが非常に面白く、カヤックフィッシングの可能性を存分に楽しむことができます。関東では5月に入ると水深20~30メートルのエリアでも中型の個体がウロウロし始めるので、更に釣りやすくなるでしょう。

イサキ

出典:HONDA釣り倶楽部

「夏イサキ」、「梅雨イサキ」という言葉があり、旬は初夏とされている魚ですが、最近では海水温が高めに推移することが多いせいからか産卵期が早まっている傾向があり、4月頃でも産卵などに絡んで脂の乗った個体が増えてきていることもあり、春に釣りたい魚に選んでみました。この時期のイサキの食味の良さは日本沿岸のおいしい魚ベスト10に入ると個人的には思っています。刺身や塩焼き美味しいのですが、おすすめしたいのはナメロウ。

沿岸の岩礁帯に住んでおり、岸から狙うのであれば、磯でのフカセ釣りや遠投カゴ釣りが定番です。最近ではメタルジグでも釣れることが広まってきたこともあり、ライトジギング船でも人気のターゲットとなっています。場所によってはカヤックでも狙うことができるのですが、水中にある岩礁の山の頂点付近というピンスポットに群れており、上手く艇の位置をキープさせないとあまり釣ることができません。足漕ぎカヤックであればかなり効率的に釣ることができそうです。

マアジ

出典:HONDA釣り倶楽部

マアジも旬は夏と言われていますが、関東では海水温の関係からか、4月下旬辺りでもよく釣れはじめ、また食味も非常に良くなてきます。釣れる場所によってはブランド化が起きている味ですが、神奈川県横須賀市の走水沖に居着いている個体は脂の乗りも良く、刺身も焼きも揚げも絶品。また、対岸の千葉県富津市金谷沖で春から初夏にかけて釣れる金色の個体も非常に美味しく、名産品の一つとなっています。

釣りにおいては、岸からライトルアーで狙う「アジングゲーム」は、近年人気の釣りの一つとなっていますが、食べ応えのあるサイズを狙うとなると船で沖に出るのが一番。走水沖や金谷沖は浦賀水道に近いこともあり、カヤックでの出撃にはやや向かないのが難点です。。。

アオリイカ

出典:HONDA釣り倶楽部

寿命が1年と言われているアオリイカ。年魚と言っていいのかどうか微妙ですが、去年の夏に生まれた個体が次の年の春~夏にかけて産卵し1年の生涯を終わります。イカの中でも食味は最高ともいわれることも多い、イカの王様的存在です。夏の終わりではコロッケサイズなどと言われていたアオリイカも、晩秋には1キロ超える大きさになることもあり、初春では2キロをゆうに超えてきます。そう言えば、最近ではイカ不足が巷で問題になっていますが、アオリイカも関係あるのでしょうか?ケンサキイカなどの筒状のイカだけなんでしょうか?

春から夏にかけて産卵のために浅場に集まるためエギングでも大型の期待が膨らみます。春先は警戒心が強く釣りにくいともいわれますが、大型のアオリイカは是非とも釣ってみたいところ。カヤックフィッシングでもあまり沖に行かなくても済むためカヤック初心者の方にも向いているかもしれません。

釣りが楽しいシーズンの始まり

様々な釣りものがでて来る春~夏は多くの釣り人が待ち望んでいた季節。バス釣りも好きな私としては時間が幾らあっても足りない位やりたい釣りが出てきます。

例え釣れなくても、冬と違って水面を眺めているだけでも心のが安らぐ春。皆さんも釣竿とお弁当を持って水辺に足を運んでみてはいかがでしょうか?

▼周年で様々な魚に出会うことができるおすすめの釣法『ライトジギング』についてはこちらを参考にしてみてください。

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